ヘックスバー、家にあります。
トラップバーって呼ばれてるやつですね。中央が六角形で、両端にプレートを付けるタイプ。
六角形の中に体を入れて、持ち手を握って引く。主にデッドリフトで使います。
昔、(たしか)大谷翔平選手がヘックスバーでデッドリフトしてる動画を見たことがあって、「これ一回やってみたいな」と思ってたのもきっかけでした。
買うか迷って、結局買ってみた。
理由はシンプルで、
- 使ってみたかった
- デッドリフトの腰の負担が減るって話が気になった
この2つ。
使ってみた結論:腰の負担は確かに少ない(デッド中)
最初に感じたのはこれ。
フォームが多少ブレても、普通のバーシャフトより「腰がやられにくい感じ」がありました(※あくまで自分の体感)。
あと、地味に助かったのがスタートポジション。
自分、お腹の脂肪が多いので、普通のデッドで“しゃがみ込んで構える”姿勢がわりとキツいんですよね。
ヘックスバーだと、体の周りにバーがある状態で持ち手を掴めるから、あの「構えのつらさ」がちょっと減った。ここはメリットでした。
デメリット:スクワットっぽくなる/背中への刺激が薄い気がする
逆に、ハマらなかった点もはっきりしてて。
ヘックスバーのデッドって、動作がスクワット寄りになりやすい。
そのせいか、広背筋とか背中への刺激が少ない気がしました。
「脚には入る。背中は…あれ?」みたいな。
あと、持ち手の位置や握り方(ハイハンドル/ローハンドルがあるタイプだと特に)で、バランスが崩れやすいことがある。
真っ直ぐ引いてるつもりでも、ちょっとズレると体が持っていかれる感じ。結局これも“コツが必要な道具”でした。
じゃあ普通のデッドとどっちが簡単なの?→どっちも難しい
普通のバーシャフトのデッドリフトも難しい。
ヘックスバーも、腰は楽だけどコツがいる。
だから「どっちが絶対に上」っていうより、難しさの種類が違うって感じでした。
自分の場合は、普通のデッドが下手だったから「ヘックスバーなら簡単になる」っていう単純な話ではなかったです。
デッドだけじゃない:ベントオーバーロウも試した
ヘックスバーって「デッド専用」みたいな顔してますけど、他の種目にも使えます。
自分はベントオーバーロウも試しました。
これ、体感としてはハッキリメリットがあって、引く動作の可動域が大きくなるんですよね。
普通のバーシャフトより、バーが体に当たりにくいぶん、グッと引ける感じが出ました。
ただ、ネックもありました。
- 手幅が固定される
- 手の向き(回内・回外)も固定される
ここが地味に刺さる。
自分は、引いたときに手のひらを体の後ろへ向ける(自分がしっくりくる向き)にしたかった。
でもヘックスバーだと、握る場所が決まってるので、そこで自由がきかない。
だから「可動域は増えるのに、手の自由度が減る」っていう、ちょい惜しい感じになりました。
今やったら感想変わる?→変わる可能性はある
「今、再び試したら違う感想になるかな?」って話。
これは、十分あり得ると思います。
理由はシンプルで、以前より
- 普通のデッドが形になってきた
- 背中の使い方(引く感覚)が前より分かってきた
- 体幹や股関節の動きも安定してきた
このへんが揃ってくると、道具の評価が変わりやすい。
当時は「合わない」で終わったものが、今だと
「こう使えばアリかも」になること、普通にあるんですよね。
今はほぼ出番なし。でも、買ってよかったと思ってる
最近は、普通のバーシャフトでのデッドリフトがそこそこ形になってきたので、ヘックスバーの出番はほぼ無くなりました。
ただ、ヘックスバーを使ったことで、
- 「何が腰に来てたのか」
- 「どこで背中が抜けるのか」
- 「引く軌道って大事なんだな」
みたいな体感が増えました。
違いが分かると、普通のデッドの理解が深まる。
これは地味にデカかったです。
もしジムで見かけたら、1回触ってみていいと思う
ヘックスバーって、ジムでも置いてないことが多いらしいです。
だからこそ、見かけたら一度は試してみる価値あると思います。
「腰が怖くてデッドが苦手」って人も、入口としてはアリ。
ただ、万能ではないし、結局コツはいる。そこは期待しすぎない方がいい。
自分の結論はこんな感じ。
ヘックスバーは“楽な道具”というより、“違いが学べる道具”。
出番は減ったけど、家に置いて後悔はしてません。

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